2012-08-28 第180回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
○政府参考人(南哲行君) お答えさせていただきます。 七月の九州豪雨災害では、熊本県阿蘇地方におきまして八十一件の土砂災害が起こっております。特に阿蘇市、それから南阿蘇村におきましては死者二十一名、行方不明一名、負傷者三名のほかに全壊家屋二十四戸にわたる災害が起こっております。 国土交通省といたしましては、災害発生状況の把握、それから今後の対策のため、これらの地域におきまして、国土技術政策総合研究所
○政府参考人(南哲行君) お答えさせていただきます。 七月の九州豪雨災害では、熊本県阿蘇地方におきまして八十一件の土砂災害が起こっております。特に阿蘇市、それから南阿蘇村におきましては死者二十一名、行方不明一名、負傷者三名のほかに全壊家屋二十四戸にわたる災害が起こっております。 国土交通省といたしましては、災害発生状況の把握、それから今後の対策のため、これらの地域におきまして、国土技術政策総合研究所
○南政府参考人 国土交通省では、これまでも深層崩壊の調査に取り組んでおりまして、その成果といたしまして、平成二十二年八月に深層崩壊推定頻度マップというものを公表しております。 今後も、引き続き、大学や研究機関と連携いたしまして、深層崩壊の危険性の高い場所や崩壊が発生する時期を特定する手法の研究に努めますとともに、崩壊が発生した場合の被害を軽減するための対策方法についても検討してまいる所存でございます
○南政府参考人 大滝ダムにつきましては、先ほど御指摘のように、昨年の十二月より、ダムや貯水池の安全性を最終的に確認する試験湛水を行っております。 試験湛水の開始に当たりましては、台風十二号災害を受けまして、貯水池斜面の変状等について、臨時点検を行った上で専門家による調査を実施いたしまして、試験湛水実施に際しての問題がないかどうかを確認しております。加えて、斜面を観測する機器を追加設置いたしまして、
○南政府参考人 国道百六十九号迫地区につきましては、被災直後から対岸の迂回路を確保しておりますが、大きく迂回しなければならないという状況になっているために、現在、仮設の工事を進めております。平成二十四年四月中旬までには利用可能となる予定になっております。 また、橋梁工事を実施するためののり面対策につきましては、平成二十四年三月末から着手いたしまして、平成二十四年九月ごろを目途に完成させる予定になっております
○政府参考人(南哲行君) この斜面検知センサーの仕組みでございます。大規模な土砂移動でございます、山が崩れるとか大規模な土砂移動発生しますと、振動がまず起こります。その振動につきまして、幾つかの観測点に振動センサーを置きます。その振動をとらえることによりましてその発生を早期に検知、把握すると、そういう仕組みでございます。 また、その効果でございますが、このセンサーを整備することによりまして、土砂災害
○南政府参考人 間伐材の利用の拡大についてでございます。 国土交通省では、河川事業の護岸工、ダム事業ののり面保護工、砂防事業の山腹工を中心にいたしまして、自然を生かした川の整備を行う場合に、間伐材の積極的利用を図っておるところでございます。 また、治水事業での間伐材の利用推進を図るために、林野庁と連携いたしまして、都道府県の林務部局、河川・砂防部局と地方整備局におきまして、連絡会を開催するよう通知